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いろいろな「はてな」に触れるブログ

基本的には自分用メモの公開版です。オピニオンも書いていくかも。

ベーシックインカム導入で何が解決され、何が改善されるのか。

経済 社会


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個人的な立場としては、「ベーシックインカム」推しです。

ムダに公共事業をしたり、下層民を苦しめてまで消費税増税なんてしないで、事実上の“固定資産”に課税して徴収した財源でベーシックインカムという形でダイレクトに配れば良いと思うんです。

経済って結局お金が循環してなんぼだから、老人が孤独死して動いてない不動産とか、使いもしないのに貯め込んでる預貯金とか、ちゃんと動かして循環させていかないと。

銀行に預金なんかしてても国債買われて、それが国の借金=国民の借金みたいな謎の解釈が一般的な認識に摩り替えられかけたりするだけなので、まったく意味が無いですよね。

ゆうちょに貯金なんかしてても財投で公共事業にまわされて、特定の事業者にしかカネがまわりません。

「万が一何か入用があったら・・・」というときのために平均的な人たちは預貯金をしているのでしょうが、一定期間に一定の金額が入ってくる保証があれば預貯金として眠らせておくお金も少なく済み、結果的に経済が活性化することにつながるのではないでしょうか?

事業主は仕事をしてない高給取りを切りやすくなります。60万払ってた無能課長をクビにして、テキパキ動ける若者を20万で3人雇えるようになります。

また、ベーシックインカムがあることで、「この人クビにしたら家のローン払えなくなって首吊るんじゃなかろうか?」というような心配もずいぶんと緩和されるでしょう。



ベーシックインカムに難があるとしたら、配り方とその費用です。これは役所に取りにこさせれば解決できるように思います。

振込手数料やら現金書留やらかけないような形にして、かつ窓口の人件費もかけないように、役所の自動交付機に電子マネーとしてベーシックインカムをチャージできるようにしたら効率良く受け取れるようになるんじゃないでしょうか?



財源は従来の固定資産税とはまた別の「事実上の固定された資産」である相続財産や預貯金に対して課税したらいいと思います。

経済は銀行を中心に回っていますが、銀行でお金が止まってるマイナスの面を解決することで経済が活性化する糸口って見つかりそうなんですよね。

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ベーシックインカムの反対意見として誰も働かなくなって経済が悪化するというものがありますが、額に汗して給料を稼ぐっていう形にこだわらなくても良いんです。

働くアリもいれば、働かないアリだっているんです。それが自然です。

働きたくないアリにムリに働かせて給料を払うことで、働きたいアリの給料が昇給しなかったりするわけです。

旧時代の「働かざるもの食うべからず」だとか「勤労の義務」だとか(いちお憲法ですけどw)、そういう価値観によって日本の経済がいつまでたっても次のステージに進んでない気がします。

結果的に、「その仕事、要る?」っていう仕事がかなり増えてしまいました。

いや、多くの仕事は基本的に「無くてもいいもの」のための仕事です。

そういうのは、仕事がしたい人だけにやってもらって、働きたくないDNAや性格を持って生まれてきた人は、とりあえずベーシックインカムを配っておいて、それ以上の生活をしたければ好きに働いてね!ってしておけばいいんです。

都内しか知らないので他はどうか知りませんが、コンビニや飲食店のアルバイトって半分くらい外国人が従事しています。

雇う側は、拙い日本語で接客している外国人(たぶん学生さん)よりは、多少コミュ障でも日本語でコミュニケーションが取れる日本人を採用したいでしょうから、働きたいと思えばいつでも働ける環境は今すでにそろっています。



非正規雇用でも人生あきらめずに済む人も増えるはずです。

いろいろあきらめなきゃいけなかったことが、希望に変わるはずです。

結婚や出産、マイホームなどなど。

田舎はもちろん、郊外であれば中古の1000万くらいの物件を月5万くらいの支払いで買えたりしますからね。都心でもDINKS世帯が住めるような中古マンションが、それに近い形で売ってたりもします。

銀行は必ず毎月入ってくるベーシックインカムがあれば、規定の返済比率以内であれば住宅ローンくらいは貸してくれるようになる・・・かな?w

少なくとも、賃貸の保証会社なんかは生活保護受給者の生活保護費の安定性を見て、審査の承認は容易に下りているのが現状です。



小飼段は相続に100%課税するだけで、ベーシックインカムの財源は確保できると試算していますが、実現性はかなり高いと思います。




物事は何でも複眼的かつ多角的な視点で立体的にとらえるべきであるが、これからの社会を生きていく上で、小飼のような目線は絶対に持っておいた方が良い。現実の社会制度や政治・行政のスピードを考えるとだいぶ先の話をしているように思うかもしれないが、決して夢物語ではなくかなり現実的な提言をしている。必読の一書。