いろいろな「はてな」に触れるブログ

基本的には自分用メモの公開版です。オピニオンも書いていくかも。

ローンを利用するデメリットについて


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ローンを利用できる利点は、

■自分のお金を使わずにできる
■「時間を買う」ことで期待できる効果を前倒しで得られる
団体信用生命保険が付いている
■実質、個人年金保険と同様の効果をより少ない負担で得られる
■税金面で有利になる

と色々ありますが、デメリットをピックアップしてみると、

■金利が上がる=返済額が上がる=月額の負担が増える
■売却時に手出しが必要になるケースがある

ということです。

金利が上がる可能性は、あります。

ただし、日本国内においては、その可能性は今のところかなり低いでしょう。

根拠は、国債を大量発行(いわゆる「国の借金1,000兆円」というヤツです)している現状では、金利の引き上げは事実上不可能なのです。

もう長い間、ゼロ金利政策が続いていますね。

なぜかというと、

■景気が悪い(税収が少ない)→国家財政が赤字→国債発行

というのを繰り返していて、今この瞬間にも国の借金は増え続けているワケです。

直近で引き上げされる消費税増税や住民税増税等で、入るお金は減り、出るお金が増える、つまり、経済活動は鈍ります。特に消費税は増税しても、税収が増える見込みはありません。

ほぼ、詰んでます。

ゆえに、金利上昇リスクは実はそれほど高くありません。

次に、売れない(売りたい値段で売れない)リスクとは何か?

それは例えば、

■2,000万円のローンを組んで新築マンションを購入
              ↓
 5年後に1,850万円のローンが残っているが1,800万円でしか売れ無さそうな市況
              ↓
 売却の諸費用(ローン返済手数料や抵当権抹消登記費用等)も含めると赤字だ!

というような状況のことです。

購入時の値切り交渉は、こういう時のためにも大事なのです。

というかそもそも、金利上昇時には景気は良くなり物価も上がっている(もしくは景気は良いのか悪いのかわからないけど金利が上がれば物価も上がる)はずなので、「毎月の支払いがキツくなったから手放そう!」という状況になった時は不動産相場は上がっている可能性は比較的高いです。

であれば、「売って借金を完済しつつ、手元に現金も残せる」ということになります。

■ゼロ金利

かつ

■不動産相場が低水準

である今だと、失敗する心配よりも期待値の方がダンゼン高いですよ(≧∇≦)b

不動産投資は、

■不景気の時がチャンス

なんです。

■バブルの絶頂期(高金利・高価格)に買っちゃった人は乙・・・

っていうのが、不動産投資なんですね〜。


【関連本】