今年のGW頃に始めてほぼ毎日ログインしている『拡散性ミリオンアーサー』というiPhoneアプリゲームがある。「ドラクエ」や「ファイナルファンタジー」シリーズで有名なスクウェア・エニックスのスマホ向けオンラインゲームだ。Android版もあり、11月時点ではユーザー70万人を突破したらしい。
拡散性ミリオンアーサー公式(※BGM注意)
http://www.square-enix.co.jp/smart/ma/
もし始める場合は登録時に下記招待IDを入れるとスタート特典がもらえます。
どうぞご自由にお使いください。招待ID 56228
拡散性ミリオンアーサー非公式wiki
「100万人のアーサー王が、100万本のエクスカリバーを抜くとき、真の王の物語が始まる」
というコンセプトのオンラインカードバトルRPGで、出現する敵(妖精等)をフレンドと共に叩き合って倒したり、他プレイヤーとのバトルをしたりできる。また、カードをコレクトする楽しさや、秘境探索、カード合成、イベントクエスト等楽しめる要素が詰まったゲームだ。
私がこのゲームを続けている理由は、とにかく無課金で十分楽しめるからだ。課金アイテムやレアカードもイベントで入手できる。そして、BGMや主題歌の作詞・作曲・編曲をヒャダイン(前山田健一)が手がけていて、主要キャラクターには釘宮理恵や伊藤かな恵、花澤香菜といった豪華な声優陣も割り当てられている。
メイン画面。左上にプレイヤーのレベルが表示されていて、探索やバトルで獲得できる経験値でどんどんレベルが上がっていく。
「妖精出現中!!」という表示が出ている時は、自分や他のプレイヤー(フレンド)が倒しかけの妖精とのバトルに参加できる。
探索画面。
探索していると妖精が出現する。
緑のゲージが探索で前に進むためのAP(アクションポイント)、赤いゲージが戦闘時にカードの使用コスト分消費するBP(バトルポイント)だ。上記の画面のBP数だと、コスト16以内分で構成されたカードデッキでしか戦えない。戦闘に負けると自動的にフレンドに通知がいく。逆にフレンドが倒しそびれた妖精がいれば、その戦闘に参加できる仕様になっている。
戦闘はHPと攻撃力のみで防御力は存在しない。カードには固有のスキルがあり一定の確率で発動するようになっていて、HPを回復するスキルと攻撃力を上昇させるスキルがある。さらにデッキカードの組み合わせ(カードの性別や属性等)によりコンボやフォースが発生し、戦闘開始時にHPがアップしたり攻撃力上昇、敵の攻撃力減少といった効果が生まれる。
また、攻撃回数により5%ずつ上昇するSUPERゲージ(画面右下位置)が100%になると、アーサー固有の必殺技がムービー付きで発動する。その効果は全員分のアタックと同等(スキル・特殊上昇分除く)のため、大ダメージを与えられる。
妖精とのバトルでは、一度でも攻撃に参加した妖精が討伐されればカードを1枚GETできる。とどめを刺した場合は2枚もらえる。妖精は探索しているとランダムで出現し、妖精のレベルが高いとひとりで倒すのが困難になってくるので、「フレンド」とともに妖精のHPを削っていく。
妖精を討伐するとカードが入手できるが、特に「覚醒」状態の妖精を倒した場合、上記のようなレアカードも無課金で入手できる。ルセーブは★5(SR=スーパーレア)カードだ。レア度は★1から★6まで分かれている。
妖精は通常の妖精を討伐後に稀に「覚醒」する。覚醒した状態の妖精はHPも攻撃力も高いが、倒すとよりレア度の高いカードをGETできるようになっている。通常妖精は2時間以内に討伐すれば良いが、覚醒妖精は30分以内に倒さないと逃げてしまい倒せなくなる(カードが入手できなくなる)。
私は現在出現中の妖精「ルセーブ」を無課金で2枚GET(いずれも覚醒ルセーブ討伐で獲得)できているのだが、同一カードを合成するとカードレベルの上限が引き上げられる「限界突破」ができる。合成によってカードを強化することで、より妖精討伐やカードバトルで有利になる。カード合成も拡散性ミリオンアーサーの醍醐味のひとつだ。
イベント告知画面。イベントは常にと言っていい頻度で開催されている。過去に『Fate/Zero』とのコラボ企画があり、『Fate/Zero』の登場人物がカード化され入手できたように、アニメとのコラボイベントもあった。イベント開催時のみ攻撃力2倍・3倍になるカードもあり、そのイベント内でしか獲得できないカードもある。
ゲーム雑誌に限定カードのシリアルコードが同封されていたり、“6月に祝日がない”という理由でお詫び(?)にガチャチケットが配布されたり、INしてない間に起こったシステム障害のお詫びアイテムが大量にもらえていたりと、とにかく有料・無料を問わず企画とばらまきによって満足度が落ちないゲームなのだ。満足度は個人差があるだろうけど、飽き性の私が半年以上毎日プレイしている、という事実はひとつの指標になるだろう。
自動で生成される「おすすめデッキ」。
SR以上のカードのみで構成したデッキ。これらのカードは私が半年かけて入手したうちの一部だが、無課金でこれだけのデッキ構成が可能だ。
カードは妖精討伐の他に、課金や無料配布されるチケットで引けるガチャで入手できる。ガチャを引く際に、SR以上のカードが出る場合は「サポート妖精」が直前に現れ期待と興奮度をいっそう膨らませてくれる。
サポート妖精は全部で3種類いて、最初に選択する「アーサー」によって決まる。その組み合わせは下記のとおりだ。この他に、それぞれ固有の「サポート騎士」も存在する。
アーサーは「剣術の城」、「技巧の場」、「魔法の派」と分かれていて、ゲーム開始時に任意で選ぶことができる。
また、アーサーやサポート妖精、サポート騎士には冒頭に述べたようにアニメやナレーション等で活躍中の著名な声優がキャラクターボイス(CV)を担当していて、一部のレアカードにはサイン入りのものもある。釘宮理恵、喜多村英梨、伊藤かな恵、花澤香菜・・・特にアニオタにとっては知らない声優は皆無であろう有名声優がそろっている。
レアカードといえば、今はなきコンプガチャもかつては存在していた。
過去のイベントでGETした限定カード「絢爛型ラピス」は、もう入手不可となった。そのため、同一カード合成による「限界突破」が「リミットブレイクチアリー」による方法しかないカードも存在する。
チアリーには「チアリー」、「スーパーチアリー」、「アルティメットチアリー」、「リミットブレイクチアリー」があり、アルティメットまではカードレベルを大幅にアップできる効果が、リミットブレイクチアリーには限界突破を可能とする効果がある。
カードを強化しレベルを最大まで上げると、絵柄が変わる。上記はその変化パターンの一部だ。カード育成の楽しみも増える。
カードのレベルアップのための“生け贄”となるカードは、1日のうちに1度ログインすればもらえる「絆ポイント」を使い「絆ガチャ」を引くことで入手できる。プレイしていれば自動的に強化素材も入手できるため、無課金でも強力なデッキを作れる。ここにこのゲームの良心を感じる。
『拡散性ミリオンアーサー』のカード絵師のレベルは全体的に高い。萌え絵からカッコイイカード、エロ度の高めのカード、ネタカード等々、バリエーション豊かで新カードもどんどん追加されている。私がこのゲームにハマっているのは、カードの絵のクオリティが高かったことが一番の要因だったかもしれない。
金枠のカードがSR以上なのだが、一部のカードを除けば基本的に無課金でも妖精討伐やイベントクリア、一定回数以上のログインで入手可能だ。
カードの詳細画面にはそのキャラクターの解説が載っていて、このゲームの世界観を垣間見ることができ、ストーリーやサブストーリーと合わせてこのゲームの世界観を楽しめる。
ストーリーはオンラインゲームの特性を活かし、次々と配信されてくる。つまり、半永久的に無料で楽しめるゲームなのだ。
データダウンロード中には各カードの解説が表示される。サポート妖精にタッチすると、声優の声でさまざまなセリフをしゃべってくれる。「データ受信中です。しばらくお待ち下さい」、「煩悩が、溢れ出ていますよ・・・」、「私のスリーサイズは上から・・・」等いろいろなセリフが用意されているので、たくさんタッチすると良い。
また、サブストーリーはサブストーリー対象カードを入手すると選択可能となり、ゲームデータの更新によって増える場合もある。真面目なメインストーリーとはうってかわって、サブストーリーはネタ要素満載となっている。
『拡散性ミリオンアーサー』の実際のプレイ画面と簡単な解説があるので参考までに。(※3:15あたりから)
【拡散性MA 画集&主題歌】
レベル高めな絵師のカードイラスト画集。女アーサー水着姿の限定シリアルコード付き。
主題歌CDはあのヒャダインこと前山田健一、歌うのはニコ動有名歌い手ちょうちょ。