今期の私は割とアクティブに動いているため、毎度の合戦報告書ログは平均で10ページ(攻防機会200件)くらいある。基本的にポイント乞食なので、領地に敵襲がきたら「取り返し」ではなく「領地への加勢」で攻撃を受けることにしている。
さて、今回は「効率的な移動」ということで下記3点を取り上げてみる。
① 陣→陣への移動
② 陣張り攻撃+陣張り攻撃での移動
③ 敵領地への陣張り攻撃
「武将のHPが少ないけど、部隊を解除せずに近場をもう少し攻めたい」という場面で使えるテクニックだ。HPの回復が遅いランクアップ武将(主に剣豪)を運用する場合に多用できる。
① 陣→陣への移動
・自分の陣に加勢移動する場合は、加勢先の陣から出陣できる
・同盟員の陣への加勢の場合は加勢先の陣から出陣できない
・自分の領地へ加勢移動後に領地を陣化してもそこから出陣できない
この仕様に基いて、自分の陣から陣へと「加勢」で移動すれば、デッキから外さずに別の陣から攻撃を仕掛けることができる。攻撃だけでなく、防御機会にも使えるテクニックだ。
攻撃時は槍兵科をセットしていても、陣移動の際は馬兵科にセットし直すとより効率よく運用できる。
私がよく使う場面は、攻撃時の出城周りの陣掃除の時だ。敵陣を壊し自分の領地化した後、新しくできたその自分の領地へ加勢移動し加勢着弾数秒前に陣化、そこから間髪なく次のターゲットに出陣する、という手法を多用している。
これは、陣化してから兵をセットし出陣する場合、相手がアクティブだと地図画面の変化(領地が陣になる)でこちらの行動を察知されてしまうためだ。戦国IXAは「秒」単位でのかけひきのゲームである。
また、だいたい同じ同盟の人の陣が固まっていることが多いため、同盟員同士で情報交換をされるといくら高速の攻撃であっても防御部隊をあらかじめ詰めて待ちぶせされてしまうため、大きな被害が出てしまう。それを防ぐために相手方の情報交換まで想定して、スピーディーに陣を破壊していくのである。
えてして皆、防御ポイントに飢えているものだ。「おい、◯◯砦付近で△△が暴れてるぞ!」なんてやりとりをされていたら、弱点を晒して地雷に突っ込むようなものだ。だからこそ、画面の向こう側の相手の状況まで推測しながら高速で突撃するのだ。私の感覚では、相手がアクの場合は3分程度が察知されるまでのリミットだと思っている。その間に、30秒凸の3往復で陣を3つ破壊したら、そこで一旦やめるようにしている。
② 陣張り攻撃+陣張り攻撃による移動
・同じ対象に複数の陣張り攻撃を出すと、2着目以降は加勢扱いになる
これは意外と知らない人も多いかもしれないが、同じ目標座標に2つ以上の「陣張り攻撃」を出すと、1着目の部隊は着弾し陣を張る役目を果たしたら起点まで帰還するのだが、2着目以降の部隊は1着目で張った陣に、①と同じ原理で加勢先から出陣可能な状態で加勢されるのだ。
基本的には武将のHPが少ないけどデッキから外したくない、という場面で使えるテクニックだが、明らかに相手が自分の近所でアクティブで地図画面に注意が向いているであろうケースで「突然敵陣に自陣をベタ付けして陣完成から間髪なく30秒の高速襲撃を仕掛けたい」といった際にも有効な戦法となる。
また、「ある城を1軍で攻め終わりやや負傷気味だけど、近場の城を次のターゲットに決め陣寄せ&そこでまた1軍を出陣させたい」といった場面でも使える手段である。
③ 敵領地への陣張り攻撃
・敵領地へ陣張り攻撃を出すことは可能
・勝利すれば即時自分の陣が完成する
・ただし領地取り返しに弱いのでノンアクを対象に
これも意外と知らずにプレイしている人は多いかもしれない。多くのプレイヤーは、敵の赤い旗が立っている領地を「領地攻め」して「自分の白い旗が立って」から「領地を陣にしている」のではないだろうか?
この方法だと、領地攻撃で勝利すると名声を1消費し、陣化の際に名声2を消費することになる。
だが、はじめから赤い旗に向かって「陣張り攻撃」を仕掛けると、勝利と同時に自分の陣が完成することになる。これなら名声2の消費だけで済む。
ただし、相手がアクティブな場合は「領地取り返し(こちらの着弾の数秒~十数秒後に着弾するよう攻撃を出される)」をされる場合もあるので、合戦報告書を見ながらノンアクを対象に使うと良い。盟主攻めの際に敵盟主周辺の赤い陣や領地が密集している中に自陣を作りたい時には割と使えるテクニックである。
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